購入を希望される
皆様へ


若葉台4-30・31・32棟不当販売に抗議する住民の会

この度の在庫一斉捨て値処分セールは、神奈川県住宅供給公社(以下、公社と呼ぶ)が住民への公約を無視して行う許されざる暴挙です。公社は自らの放漫経営がもたらしたツケを私たちに押しつけようとしているのです。

このセールは過去に社会問題化した住都公団や他の住宅供給公社の値下げ販売とは全く次元の異なるものです。そこで、ここでは問題点の骨子をとりあえず2つだけ指摘いたします。

 (ご希望があれば、分析資料に基づいてさらに詳しい説明もいたします。)


問題点

公社は、32棟本契約時(1995年7月)に相次いだキャンセルを食い止めるべく、「4−30,31,32の3棟は同一条件で販売する。もし、入居後に残りの物件の販売条件を変更するときには、既購入者にも遡及的に同様の措置を講じる」と明言していました。購入をためらう私たちが割高を承知であえて購入したのは、この条件提示があったからでした。今回の販売は、それを一切無視した公約違反です。


問題点

昨年12月に、公社内部で値下げ販売を決定した時点で、販売部長は「住民の理解と協力がなければ販売は成功しない。したがって、公社は、公団や他公社のような一方的な販売はしない。あくまでも“神奈川方式”で行く」と宣言し、「理屈が立てば、一定の措置を講じる用意がある。ついては具体案を提示してほしい」と話し合いの場を求めてきました。当初は「住民の理解が得られるまでは、強引に販売に踏み切らないでほしい」という、こちら(31棟対策小委員会)の要望にも応じる姿勢を見せていました。しかし、今年4月になって公社はいきなり強硬姿勢に転じ、自ら求めて作った話し合いの場を一方的に引っ込め、 値下げ販売を通告してきたのでした。そして、「全住民への説明会(6月5,6日)が済んでから販売準備に取りかかる」という約束を反故にして、5月末に県知事からの販売許可を取り付けている始末です。公社は、ここでも公約違反を犯したのです。


新たな被害者にならないために

私たちには、まだまだ公社を糾弾する材料があります。住民集会の場で、公社側からの謝罪が一切ないばかりか、全く的はずれな言い訳に終始したことで、「私たちの怒り」は頂点に達しました。何も事情を知らずに皆さんが入居なされば、きっと絶え間なく摩擦が生じて、双方が気まずい思いをして暮らさねばならぬ、若葉台一住みにくいエリアになることは疑いの余地がありません。

私たちは、公社へのこの怒りの感情から離れて皆さんと仲良く暮らしていくことに自信がどうしても…。
私たちは、公社が住民と再度話し合いのテーブルに応じるまで、断固闘います。公社は謝罪もせずに私たちに「どうかご理解を」と言い放ったのです。それは、
「自尊心を捨てて公社を免罪し、新しい住民の方々と仲良く暮らせ」と高飛車に命じているに等しいのです。
どうして、そのような公社に対して、私たちが
「ご理解」などできるでしょうか!

問題点で指摘したような経緯がありながら・・・(他にもたくさんありますが)

皆さん、このようなことを平然と行う企業が

「神奈川県住宅供給公社」なのです。

今回の販売は4−30,32棟の未入居部分のみの販売だそうです。今後も、4−31棟(未販売)の販売も計画されているようです。
自ら進んで被害者の仲間入りをせぬように、ご希望があれば、住民の生の声を聞いてみませんか....
「あけぼの集会所(4−32棟前)」にて、説明いたします。


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