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Wataが身近な健康について学んだことを話題にして掲載しています。
健康意識を高めるために日々取り組んでいる、過去のコラム健康です。
体調異常を感じた時などは自己判断せずに医師の診断をお受けすることをお勧めします。


コラム健康 【6話.残暑も要注意!熱中症を侮るな】

直射日光を浴びて高温多湿の中激しい運動や労働によって引き起こされる症状の総称が熱中症です。熱射病、日射病、熱けいれんなど症状は違いますが全て原因は同じ熱中症です。症状は大きく分けて3つあります。
@「熱射病」は体温調節機能が失われ、体温や脳の温度の上昇により中枢神経に障害
  が起こる。体が発する熱と放出する熱のバランスが崩れて意識不明の状態に陥る。
A「熱けいれん」は大量の発汗により塩分が失われることから引き起こされる。手足や腹
  部の筋肉がけいれんを起こす。
B「熱疲労」は大量の発汗による脱水症状が原因です。最初は異常にのどが渇き、尿の
  減量から始まる。やがて大量発汗で濃縮された血液により心臓の負担が大きくなり歩
  行困難や失神などの症状を引き起こす。

熱中症による被害はちゃんと予防策を取っていれば防げるのがほとんどです。
@炎天下での活動は帽子や日傘で直射日光を防ぎ適度の休息を取る。
Aスポーツする時は水分、塩分補給のためスポーツドリンクなどを用意。
  また、氷や冷たいおしぼりで体を冷やすこと。
熱中症になってしまった場合は、軽症の場合
@涼しい場所に移して、衣服をゆるめてあおむけにさせる。
A水分と塩分を補給する。
B脇の下やそけい部分など、動脈が体表に出ている所を氷まくらなどで冷やす。
軽症か重症かの見極めが重要ですが、重症の場合はすぐに救急車を呼ぶように心がけて下さい。特に関東地方、西日本地方の方、残暑はこれからが本番です、素早いケアで酷暑を乗り切りましょう。
夏場のトレーニングは注意が必要ですね。体力、スタミナアップを目的にするのでなく、現状の体調維持に努めるように意識を切り換えたほうがいいかも知れません。

8月は無理せずトレーニングに励みましょう。  1999/8/23




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