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健康意識を高めるために日々取り組んでいる、過去のコラム健康です。
体調異常を感じた時などは自己判断せずに医師の診断をお受けすることをお勧めします。


コラム健康 【33話.アルコールは肝臓で分解】

夏も近づく。。。ビールも美味しい季節になりました。調子にのって無理な一気飲みなどはいけませんよ。十分肝臓を休ませる時間をとり、食事に気を配り、肝臓に負担をかけないように心がけましょう。今回は肝臓とアルコールについてです。

◇アルコールの9割は肝臓が分解します。
肝臓が1時間に分解できるアルコールは普通の人で7g。日本酒1合、ビール1瓶、ウィスキーのダブル1杯にはそれぞれ20gのアルコールが含まれているので、分解には約3時間かかります。自分の体内に入ったアルコ−ル摂取量は以下の計算式で割り出せます。この数字と飲む時間帯を考えれば、翌朝まで残らないようにすることもできるそうです。
【摂取量(g)=飲んだ分量(ml)×0.8(アルコールの比重)×アルコール濃度】

◇酒に強い体質かを調べるには「アルコールパッチテスト」。
アルコールは肝臓内にある酵素によって分解されますが、酵素の働きには個人差があります。体質を知るには「アルコールパッチテスト」が有効。方法は、ガ−ゼ付き絆創膏に薬局で売っている消毒用エタノールを浸して7分間はりつけ、はがして10〜15分間様子を見ます。なんともなければお酒に対する強さは普通以上、赤くなれば肝臓のアルコ−ル分解能力が7gより少ないと考えましょう。

◇食事に気を配る。
肝機能を維持、向上させる食事の基本は「高たんぱく質、高ビタミン、適正カロリー」。
たんぱく質は肉に多く含まれていますが、食べ過ぎると高脂肪、高カロリーになるので、気をつけましょう。1日に摂取するたんぱく質の目安は、体重1kg当たり1.5g。体重60kgなら、1日90gでOK。卵なら1個、魚の切り身なら1切れ、豆腐なら半丁、赤みの肉50〜60gに相当します。

◇お酒を飲むときの食べ物について。
・飲み始めは、胃のアルコール吸収速度を遅くするチーズや空揚げなど油を含んだ
 もので胃壁を覆って。
・その後は、血中コレステロール値を下げ、脂肪肝を防ぐ、豆腐や納豆の大豆食品、
 海藻、きのこ、野菜料理などを中心に。
・飲酒後は、血糖値が下がるので空腹感を感じやすいが、食べると肝臓の休むひまが
 ありません。レモンやユズをすったものにハチミツを加えてお湯で溶かしたものや
 かきなどの果物程度にしましょう。

とのことです。何事もほどほどに、ということでしょうね。  2000/6/10




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