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Wataが身近な健康について学んだことを話題にして掲載しています。
健康意識を高めるために日々取り組んでいる、過去のコラム健康です。
体調異常を感じた時などは自己判断せずに医師の診断をお受けすることをお勧めします。


コラム健康 【49話.ママチャリ、安全運転を】

荷物を載せ子どもを乗せ、大活躍する母さんの自転車「通称ママチャリ」。でも、子どもを乗せたときの事故が増えているそうです。坂道で停車中にバランスを崩し転倒したり、自動車や人に衝突しけがをするケースも多く、子どもを自転車に乗せていたときの事故で、昨年負傷した子どもの数は2207人。五年前の1.8倍に増加(消費生活アドバイザーのグループ「子育てグッズ研究会」の調べ)。「子どもを乗せたママチャリは不安定。マナーの悪さも批判されており、歩行者に衝突し加害者になることも。。。「子どもを自転車に乗せることの危険性について認識すべき」と話ています。
同研究会は昨年、ママチャリの事故例などについて全国の母親にアンケートし、257人から回答では、61%が事故を経験したり危ない思いをしたという。自転車の前に子どもを乗せた揚合は、停車時の転倒が多く、後ろの荷台側に乗せた場合は走行中の転倒や、子どもの足の車輸への巻き込み事故が多かった。けがの場所は「頭・顔」が最多。頭を守る子どむ用のヘルメツトは自転車販売店などで購入でき、千円以下のものもあるという。だが、ヘルメツトを着用させていたのはわずか2%だったそうです。
道路交通法では、自転車には6歳未満の子どもを1人に限り乗せることができる。もう1人をひもなどで背負うことを認めている自治体もあるが、荷台や補助いすに2人以上乗せるのは違反。「子どもを家に置いて外出することもできず、違反と知りながら仕方なく乗っている人も多いのでは」と同研究会では指摘しています。
いくつかの自転車メーカーは、ハンドルの中央部に補助いすを設置、前輸を小さくしてふらつきを減らした「子ども乗せ専用」の自転車を販売している。だが、前に乗せられるのは三歳ぐらいまで。自動車のチャイルドシートのように背もたれが高い安全な補助いすもあるそうですよ。
また、片足スタンドは人の重さを支えられないので危険。東京都内の自転車販売店によると、幅が広い両立スタンドは二干円程度で取り付けが可能。ただマウンテンバイクなどには付かないそうです。行政は、親に対する安全教育の徹底やヘルメツトの着用義務化などを実施してほしい。親も、子どもを乗せたらハンドルから手を離さないといった自主的な安全対策を。と訴えています。

<こんな点に気を付けて>
 子どもを自転車に乗せる場合の主な安全対策を、子育てグッズ研究会の報告からの抜粋。
 ・守どもにはヘルメットを着用させ靴を履かせる。靴ひもはしっかり結ぷ。
 ・雨の日や強風の日は乗車を避ける。やむを得ない場合は傘を使わない。
 ・補助いすの自転車への留め具は正しく取り付け、毎回、ゆるんだりしていないか確認する。
 ・子どもは最後に乗せ、最初に降ろす。子どもが乗ったらハンドルから手を離さない。
  子どもが寝たら自転車を降りて押す。
 ・着き込み防止のため、子どもの足は必ず補助いすの足のせに。
 ・自転車購入の際はハンドルを固定する機能と幅広の安定したスタンドが付いたものを選ぶ。
 ・渉行者の多い歩道では降りて押す。

新緑の爽やかな季節になりました。お子さんを乗せてちょっと遠くへお買い物など、十分気をつけて下さい。 2001/05/13




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