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スポーツコラム 【31話.なんとか踏ん張りシード権確保 神奈川大学】

新春恒例の第76回東京箱根間往復大学駅伝は往路トップの駒澤大学が復路も制し初の総合優勝を飾りました。往路で13位と出遅れた神奈川大は、復路4位と健闘し、総合成績8位に食い込み、来年のシード権(9位以内)を確保しました。
7区から「4,3,5,2」と区間順位を読み上げた大後栄治監督(35歳)は「これこれこれがうちのレースなんです」復路4位。往路13位から8位まで順位を上げ、来季のシード権を確保した。とは言え「これで満足じゃないですけれどね」本番まで残りひと月のコンディション調整の大切さを身をもって知った。5区林選手と6区起用予定の三村選手が風邪をひいた。「どこもしっかり練習を積んでくる。あとは体調の勝負。ちょっと悪いとゴロゴロと転がり落ちる」その通りの結果になりました。
激戦に拍車がかかった今大会。途中トップを奪ったチームが5校。復路で一斉スタートが2校と史上最低数。各校の実力差は確実に縮まっているようです。「5、6区以外は予定通りだった」4年連続山登りで好記録を連発し相性のよかったはずの箱根の山。しかし今年は、その聖なる地からの怖さを思い知らされた大会。突発的なアクシデントではなく、風邪という予防可能なことでブレーキを起こすのは悔いが残る。「力負けではないだけに悔しい」とは野間裕人主将。97年、98年と連覇を達成。プラウドブルーのユニホームはすでに強豪校のイメージを背負っています。

大後監督は「過去の栄光を捨て切れていない。このユニホームを着たとたん、普段の走りが出来なくなる」「神大に入りさえすれば強くなれるという勘違いもあった。これで鍛え直すいいきっかけになる」と21世紀への飛躍を誓った。

結果は残念でしたが、この経験を良薬とし来季の雪辱に期待したいですね。  2000/1/7




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