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スポーツコラム 【41話.努力したやつが勝つと思っている  上原浩治】

昨年、セリーグ新人で20勝をマークして最多勝、新人王、沢村賞などのタイトルを獲得した読売ジャイアンツの上原浩治投手(24歳)は大阪・東海大仰星から一年浪人して大体大に進学。1999年ドラフト1位で読売ジャイアンツへ入団しました。
中学では陸上部で、硬式野球を始めたのは高校から。高校二年の秋からレギュラーになり、センターで一番を打っていました。全然打てなくて、野手としては並以下。エースに建山投手(日本ハム)がいたが、三年の春から投手も始めた。
先発はないが公式戦で何試合かは登板した。「投手をやろうと決心させてくれたのは高校時代ですね。自分が中心になれるし、迎えたら気持ちがいい」。それで大学でもやってみたいという気持ちになったそうだ。三年の時に大阪府大会でベスト8まで進出、それが最高。プロになりたいなんて、これっぽっちもなかった。ただ野球が好きだったし、やり残したことがある、という気持ちで大学を目指しました。
高校ではやらされる野球だったので、大学では野球を楽しんでやりたかった。でも甲子園に出たやつには負けたくない、というのはあった。その気持ちが今の自分を作っていると思う。甲子園に出たやつはそこで満足してしまう選手が多いですからね。スタートが出遅れているから、他の人よりたくさん練習しないと追いつかない。50メートルを10本走るところを11本走ったり。みんなと一緒のことをしていては伸びるわけがないですから。
大学四年の時、母校に教育実習に行って、野球部に顔をだし「練習は裏切らない」という話をした。結局は努力したやつが勝つと思っているので。。。その時の一年生が今度の選抜に出場します。
今の高校球児には、甲子園がすべてではない、と言いたい。甲子園で野球が終わるのではなく、大学、社会人でも野球は出来る。どこかの広場でかも知れないけれど、そうゆう野球も楽しいと思う。自分が楽しいと思える野球をやってほしい。三年間しかないですからね。

スポーツの楽しさを広げるためのキーワードが潜んでいるお話だと思います。さて後輩達は第72回センバツ高校野球大会では、どんな熱戦を見せてくれるのでしょうか。 2000/3/12




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