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スポーツコラム 【58話.横浜ローズ現役を引退 ロバート・リチャード・ローズ】

去就問題で揺れていた横浜ロバート・ローズ内野手(33)が10月9日、電撃的に引退を表明しました。ヤクルト戦の試合終了後、横浜スタジアムで2度目の直接交渉に臨んだものの、ダウン提示を受け決裂。「これも新しい人生を始めるサインだと思っている。アメリカに帰ってもプレーするつもりはない」と、現役引退を正式発表しました。

ローズ選手は1993年、ベイスターズ誕生と同時に入団、8年間で1039試合に出場。二塁手として3割2分5厘、167本塁打、808打点の成績を残した。史上初の三度のサイクル安打を記録し、球宴にも四度出場。不動の四番打者として1998年の日本一にも貢献した。
双方とも歩み寄りはなかった。今季年俸430万ドル(約4億5000万円)から5億円は譲れないローズに対し、球団の提示は400万ドルのダウン提示した。前回7日の交渉と変わらなかった。大堀球団社長は「溝はあった。何度も話し合った結果だから」と慰留を断念。横浜に愛着があるローズも「正直、来年も100%の力を出せるか悩んだ。肉体的な疲れもある」と移籍志願はせず、静かにユニホームを脱ぐ意思を伝えた。球団側は「絶対必要な戦力」として、これまでも慰留する態度だったが、大堀隆社長はこの日「金額の溝が埋まらなかった。交渉はもうさんざんやった」と話した。
ローズ選手はは「いい話し合いだった。悔いは残っていない。日本のほかのチームでプレーするつもりもない」「8年間お世話になりとても幸せだ。来年も100パーセントの力を出せるかどうか悩んでいた。肉体的に少し疲れていた」と涙を流し、時々声を詰まらせながら語った。
野口善男編成・運営担当取締役は「お金のこともあるだろうが、ローズは野球をやることに迷っていた。日本でもアメリカでもやらないと言っている」と説明した。

野球協約上は保有権が切れる12月1日以降、自由契約選手となり、日米どの球団でも獲得交渉ができる。しかし、「日本の他球団のユニホームを着る気はない。米国でも恐らくプレーしない」引退は前から考えていた。迷っていたが、球団が(要求額を)ノーと言ってくれて、やっと引退を決意することができた。長い間僕と家族をサポートしてくれた皆さんに感謝している。しばらくは何もせず、ゆっくりするつもり。と語っているようです。
とても残念ですが8年間お疲れ様でした。次の人生でもぜひ成功してほしいです。

ほんと最高の助っ人でした。 2000/10/29




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